2015年7月5日日曜日

ケヤキハフクロフシ

ケヤキハフクロフシ(ケヤキヒトスジワタムシ=ケヤキフシアブラムシ)



北海道のケヤキは植栽されたものです。
自然分布(自生)はしませんが、移植された北海道でもケヤキに、ケヤキ寄生の虫こぶ(ケヤキハクロフリ)が沢山つきます。

道南では近年街路樹に植栽されます。やはりこの虫こぶの大発生は普通の事柄です。松前の里山にケヤキの大木があって、稚樹の更新も見られます。移入種と考えられますが、松前は古くから本州と交流のあった地域だからでしょうか。

上の写真はケヤキの葉にコブがたくさんついているようす。
このコブはケヤキハフクロフシ(虫こぶ)です。

虫えい(ゴ-ル)は、タマバエ、タマバチ、アブラムシやダニ類が植物に寄生し、植物の葉、茎、芽、花、実などが異常に肥大、縮小しコブ状、袋状などになったものです。
虫えい昆虫としては、クリの新芽に寄生して枝を枯らしてしまうクリタマバチ。
マツ針葉に寄生し枯らしてしまうマツバノタマバエなどが有名です。
ヌルデにアブラムシがつくる虫えいは「五倍子」と呼ばれ染料。

◇ケヤキハフクロフシ(ケヤキフシアブラムシ)はケヤキとチマキザサの間を行き来します。

6月頃、ケヤキの葉表に徳利をひっくり返した形のコブが多数できる。
ケヤキハフクロフシはアブラムシの仲間です。
5月、ふ化した幼虫が展開しはじめた新葉の葉裏に寄生します。
葉が凹んで葉表に虫えいが作られます。
中に、黄色の小さなアブラムシが多数観察できます。
このアブラムシは、7月になると虫えいから有翅虫が脱出。
夏期は中間寄主のササの根で繁殖。
秋にケヤキに戻り越冬します。

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