2018年4月1日日曜日

居心地の いいところ

近年:この年になり、居心地の良い友が出来た!その時は長居に留意だそうだ。

以下小出良幸essay195原文転載

一般に、どんな友人が良くて、どんな友人が良くないのでしょうか。孔子は、
益者三友と損者三友としていっています。益者三友とは、役に立つ友人のこと
です。その三友とは、
  友直 友諒 友多聞 益矣
  直(なお)きを友とし、諒(りょう)を友とし、多聞(たぶん)を友とす
るは益なり
といっています。これは、直きは正直なこと、諒は誠実なことで、多聞は博学
のことです。そんな人を友とすること、自分の益となるといっています。

 損者三友とは、
  友便辟 友善柔 友便佞 損矣
  便辟(べんぺき)を友とし、善柔(ぜんじゅう)を友とし、便佞(べんね
い)を友とするは、損なり
といっています。便辟とは体裁のことで、善柔とは人当たりがいいが誠意のな
いこと、便佞とは言葉巧み、口がうまいことです。そんな友人は損者となると
いいます。

 孔子はもっとなことをいっていますが、ある人にとっては、損者かもしれま
せんが、別の人にとっては、益者となっているかもしれません。ある時は益者
となり、またあるときは損者となることあるでしょう。研究という実利面があ
っても、Aさん、Bさん、Cさんの例のように、損者であっても、うまが合う
方を選ぶこともあるでしょう。まして、研究などという実利的な絡みがないと
ころでの友人関係は、もっと多様な選び方をされるでしょう。

 古い友人とは、ついつい思い出話に浸っていき、現実逃避になってしまいそ
うで、少々注意が必要です。過去のノスタルジーの世界は、なかなか居心地の
いいところなので、長居をしなようにしなくては。

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